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コルトレーン・チェンジ完結編です。#1、#2をご覧になっていない方は下記にリンクを貼っておきますので読んでみて下さい。ここまでのコルトレーン・チェンジはメジャーコードから始まっていましたが、コルトレーンはマイナーコードから始まるチェンジを模索し始めました。IIm7からサイクルをスタートすることにより、「ツーファイブワン進行」へサイクルを導入することが可能になりました。
IM7をIm7へ変換
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こちらはマイナー1発での演奏。そのまま、IM7をIm7として演奏することも出来ます。到着地点であるIM7もIm7化させています。
Im7ではなくIIm7からスタート
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出だしのコードのみ、keyのIIm7からスタートさせます。これによりTwo-Five-one進行への導入がスムーズになりました。「Tune Up」のコード進行をコルトレーン・チェンジ化させた「Countdown」を聴いてみましょう。凄い演奏ですね!
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7th一発でもIIm7からのサイクル
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こちらはチキンのような7thコードが長く続く中での演奏。その7thコードが含まれるkeyのサイクルを利用しています。
minor key のコルトレーンチェンジ
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こちらはJonathan Kreisbergの演奏を採譜していて発見したサイクル。長3度下降のサイクルには変わりはありませんが、全てをマイナーkeyのドミナントモーションとして捉えています。
まとめ
注意ポイント
コルトレーン・チェンジの説明は以上です。サイクルをしっかり頭に叩き込んだら、あとは練習あるのみです。大きく、メジャーキー3つで・・・・と捉えることも出来ます。ゆっくりプレイすれば、かなり楽に演奏も出来ます。しかし、私自身はせっかく挑戦するなら、それなりの速度で全部しっかり追えるようにしたいなと思いますし、コード感を表現するビバップというジャズの中で、「最高に難しいコード・プログレッションを追いかける美学」・・・があってもいいのでは?と思っています。
こちらのジェイミー教材はカラオケ付きで徹底的にコルトレーン・チェンジが学べますよ。