ジャズの話の中で「ツーファイブ」という言葉がよく出てきますが、そもそも「ツーファイブ」って何なのでしょう?
目次
ダイアトニックコード
これが「C」のメジャースケールです。
このメジャースケールの音だけを使用してコードを作ったものが「ダイアトニック・コード」でしたね。
この中の2番目と5番目、つまりは「Dm7」と「G7」のコードの事をツーファイブと呼びます。
ダイアトニックコード(Diatonic Chord)
今回は「ダイアトニック・コード(Diatonic chord)について学びましょう。 重ねていく音は必ずメジャースケール内の音を使用します。キーが「F」になれば全てのB音に♭...
音読しましょう
レッスンでは、下記の文章を生徒さんに読み上げてもらっています。何回も読んで理解しましょう。
ツーファイブとは...
マイナー7thコード(m7)、もしくはマイナー7th♭5コード(m7♭5)が完全4度上のセブンスコードへ進行すること
完全4度上とは?
ギターでは、完全4度上は視覚的に見ると凄く簡単で、6弦から、同フレットの5弦に進むだけです。勿論、5弦から同フレットの4弦に進んでも同じ事です。
つまりFからB♭は完全4度。GからCも完全4度。AからDも完全4度です。
minor Keyでは?
minor Keyのダイアトニックの2番目と5番目では、「IIm7♭5ーVm7」となりますが、「Vm7」では終始感を得られません。
ポイント
minor KeyではVm7をV7として、「IIm7♭5ーV7」でツーファイブとなります。
Key=Amなら2番目のBm7♭5から完全4度上のE7となります。
テスト
それでは、問題を出してみますね。クリックで解答が開けます。下記の進行はツーファイブでしょうか?