目次
常に先を読むこと!
ポイント
Beginner Class>基礎知識>「ジャズ演奏では常に1歩先を読むこと!」の項でも説明しましたが、ジャズでは常に次のコードの事を考えます。時にはもっと先のコードの事を考えながら演奏することもあります。ここでは前の記事「コードトーンからコードトーン」への練習を実際のコード進行(枯葉の冒頭8小節)に合わせて練習してみましょう。
ジャズ演奏では常に1歩先を読むこと!
【Thinking Fast】 ジャズでは、様々なことを同時に考えながら演奏をしています。初心者が今どこを弾いているのか見失うのは、コードの進行に対して、自身の演奏が後手...
アプローチの連結
【コードトーンからコードトーンへ】 最初に行うのは1コード内で「コードトーン」から「コードトーン」へと連結をすることです。 まずは「CM7コード」で練習してみま...
実践
下記、枯葉の最初の8小節です。各コードのルート音へコードトーンから連結させています。今、演奏をしているコードを考えていたらアウトです。後手後手の演奏になるぐらいなら、思い切って何も演奏せず、常に次のコードの事を考えていきましょう。
Ex.1 各コードのRootへアプローチしています
Ex.2 次はEx.1とは別の度数へアプローチしています
別の度数へアプローチしたとしても必ずコードトーンです!
Ex.3 アプローチのスタート音を変化
通常はスケール内の音からアプローチをスタートすると自然な形になりますが、時には今いるコードを全く無視してアプローチを行うことが斬新に面白く響くかも知れません。
別の楽曲でトライ!
ポイント
それではThere Will Never Be Another Youのコード進行で実践してみましょう。毎小節アプローチしていますので、少しやり過ぎな感はありますが、今回は練習ですからね。下記のソロを弾くことを目的にせず、常に次のコードを考えることを忘れないようにしましょう。