St.thomas
今回はSt.thomasのギタリスト・テイクを集めてみました。レッスンでも取り入れている曲なので説明する機会が多いです。私が一番印象に残っているのはギターじゃないのですが、WOWOWのピーターバラカン氏の番組で放送されたJoshua Redman(ts)のライブ映像。ジョシュアがソロで吹き始めるのですが、最初は音数少なめで始まって、めちゃ遊んでるんです。次第にst.thomasのメロディの輪郭が出てきて、でもまだリズムは自由。完全にst.thomasに成りきった所でバンドが入ってきてテーマ。でJoshuaのソロは終わり。そしてPat Methenyが音を歪ませて入ってくるという。もちろんメセニーのフルアコの歪みも新鮮だったけど、Joshuaはソロ全体が知的であり、歌心もあり、伝統的なもの、新しいものが融合されていて、とても魅力的です。おっとギタリストテイク紹介だった。
St.thomas
Sonny Rollinsの1956年レコーディングのアルバム「Saxophone Colossus」に収められいます。「カリブ海」周辺で発展した「カリプソ」というジャンルの楽曲です。
ギタリストテイク
Jim Hall/ジム・ホール(with Ron Carter)
名盤です。ジムホールはこの曲が好きなようで沢山レコーディングしていますね。
Jim Hall/ジム・ホール(with Ron Carter 2)
ジムホールを慕うミュージシャンが集まってジムと共演している盤。元は2枚あったのが1枚になりました。 このテイクもロンカーターとのデュオ。
Jim Hall/ジム・ホール(with Ron Carter 3)
別テイク。Live At Village WestとTelephoneがセットになりました。人気デュオ。
Jim Hall/ジム・ホール(with ボブ・ブルックマイヤー)
バルブ・トロンボーンとのDUO。これ、めっちゃ良い雰囲気です。
Jim Hall/ジム・ホール trio
1976年の東京ライブ。カナディアントリオです。良い演奏です。
Kenny Burrell/ケニー・バレル
バレルらしい!雰囲気満載!
Tal Farlow/タル・ファーロウ
タル自身が好む、ドラムレストリオ!
Barney Kessel /バーニー・ケッセル
ノリノリなケッセルにこの手の楽曲は合いますね!
Pat Methany/パット・メセニー(Joshua Redman)
私が観た映像とは別テイクですが、CD化されています。
渡辺香津美
アコースティック・アルバム!