Mistletoe Music School Yamada Room カナダ放浪記

カナダ放浪記#4 〜Welcome to Toronto〜

2018年5月9日

2002年の春から秋にかけてボクはCANADAのトロントへ行ってきました。
それはスリルと興奮の連続の冒険をしているようでした。
ここでは、そんなカナダの旅を少しずつ書いていこうと思います。

Welcome To TORONTO

空港から外へ出ると、目に飛び込んでくるもの全てが新鮮で模様替え好きのボクはとても幸せでした。が・・・!!

やまだ
「寒いっ、寒すぎる・・・・」

周りの人はまだロングコートを着ている中、ボクはTシャツの上にシャツを1枚はおっているだけでした。予想を越える寒さにとりあえずジャケットを出し、シャトルバスのチケットを買いに行きました。

もう日本語なんて何の役にも立ちません。無事に買い終えたつもりが往復券であることに気付きました。おばちゃんの英語はボクにとっては速過ぎたのです。「しまった!」と思いつつも1年間有効と書いてあったため「まぁ、いいか」とバス乗り場へと急ぎました。本当の所は料金の払い戻しを英語で言えなかったんですけどね。その後も、どのバスがどこに行くかわからなくて頭の中はパニック状態。とりあえず、近くの夫婦らしき2人組に「このバスはダウンタウンに行きますか?」と尋ね、正しい乗り場にいると確信しました。この頃のボクの思考回路はとっても効率の悪いものだったと思います。まず、言いたい事を日本語で浮かべ→それを英語に変換→その英語の意味を確認し→やっと声として口から出ている状況。ほんの一言に1分以上考えなければならなかったのです・・・・(ー_ー;)

国際空港からダウンタウンまでは驚きの連続でした。シャトルバスの横を走る車は映画に出てくる車そのもので(^0^)初めての右側走行に事故ってしまいそうな感覚に襲われました。ボクが運転しているわけではないんですがね・・・。片側5、6車線はある大きな高速道路をバスは軽快に走っていましたが、見える風景はまったくの田舎です。ところどころに見える町並みがボクを楽しくさせていました。どんよりした天気がボクの気分を悪くさせないうちにバスは高速を降り、ダウンタウンへと到着したのです。初めて見たトロントは・・・

やまだ
「ゴーストタウンだ!」

大きなビルが立ち並んでいるのに、外を歩く人の数の少ないことっ!!「ここが本当にトロントなんだろうか?」「ここで1年間やっていけるんだろうか?」といった所感です。長いフライトを終え、やっかいな入国審査も終え、寒さと孤独感でクタクタのボクにトロントの街は元気を与えてくれませんでした。バスの窓から見る限り、笑顔で歩いている人なんて1人もいません。厚い洋服に身をうずめ、足早に歩く人たちばかりでした。

バスがホテルに近い場所に到着すると、ボクは地図を取り出しホテルへと急ぎました。ボクが最初の3日間予約したのは一応個室ですが、レジデンスと呼ばれるニールウィキック大学の学生達が営む学生寮です。そこを夏の間生徒が帰省する期間に(まだ夏ではありませんが)貸し出ししているのです。街を歩き出すと、そこには面白そうなものが沢山ありました。溢れる英語の洒落た文字、ペイントされた壁、緑の多い街、道路標識一つでも絵になります。一番興味を持ったのは新聞の自販機です。街中の歩道脇に設置されたBOXがボクにはひときわ新鮮に映りました。日本のようにジュースの自販機もタバコの自販機も街路地にはありませんが街中にあふれている新聞のBOXは新鮮です。

「いったいどうやって買うのだろう?」とじっと見ていても誰も買う人がいませんでした。(すでに夕方)買ってみたいもののボクはまだお金の大きさがどれくらいのものか分かっておりません。どれがどの硬貨かを判断するのは特に苦手でした。慣れていないのは当然ですが、ボクはカナダに居る間ずっと、寝る前に財布の小銭入れを綺麗に整頓するのが習慣になりました(笑) ボクが持っているのは100ドル紙幣と50ドル紙幣が大半で、20ドル紙幣が少し、あとはシャトルバスのチケットを買ったお釣りです。

「いったいどこにお金をいれ、どうBOXを開けるのか?」がわかりません。ボクが目を付けたのは「トロントスター」という新聞。何故?ってそれはブルーのラインがカッコ良くてトロントって字が入ってるから(笑)結局、どのBOXも開かないまま断念しようとした時、あるBOXの扉が開いたんです!

お金なんていれてません。「えっなんで?」と思いつつ、扉を開くと新聞が積み重ねてあります。一回開けば、何部でも取れます。(まぁ、同じ新聞をいくつも欲しい人なんていないと思いますが。) おそるおそる手を伸ばし、新聞を手に取りました。そこには「EYE」と書かれていました。これは無料情報紙とは知らず「やったね!」と思い歩きながら新聞を見ましたが、集中して読まなければ何が書いてあるかわからない・・・とりあえずはホテルに急ぐ事にしました。

ニールウィキック寮はすぐに発見することが出来ました。目のキラキラした学生達がいます。もうここは「ビバリーヒルズ青春白書の世界!!」楽しそうにホテル業をやっていました。

早速チェックインをする為、学生達のもとへ。ブロンドのロングヘアーを後ろでとめている女の子、背が高く短髪で元気のいい男、椅子にこれでもかともたれて本を読む男(たぶん教師だろうが・・・駄目教師っぽい<笑>)奥にはまだまだ居る気配(獲物を狙うトラのような目つきで見てました)

さぁ、チェックインだ!この時、ボクは何の心配もしていませんでした。何度も何度も頭の中でシュミレーションをしたんですから(笑)名前を告げ、国を告げ、支払いを済ませ、スムーズに鍵を受け取りました。4階の1室だったと思います。「Thank you」とお礼を言い、ELVを上がるとまた問題が!・・・扉が開かないではありませんか。どう鍵を回しても開かない。しばらく考えたあげく旅行ガイドを開き「え~っとこんな時は・・」と相変わらずの思考回路で言葉を考え、フロントでその事を伝えると部屋番号を求められました。432号室だったと思います。「フォー、サン、トゥー・・」うまく伝えたつもりが聞き返され、また「フォァーサン・・・」フロントの男は「Four what?」と・・

そこで初めて3を「サン」と発音していることに気付き

やまだ
「I'm sorry,SAN means three in japanese!」

と答えることが出来ました。無事に部屋を開けてもらってまたビックリ。風呂とトイレは共同になっており、3,4畳の部屋にはベッドとクローゼットとデスクと電話のみ。 安いだけはあるな・・・と思いながらも1階の自販機でジュースを買い、日本から持参したタバコでやっと一息つくことが出来たのです。(禁煙だったかもしれませんが・・)ドリンクの自販機と言っても当然お茶は無く、炭酸系か果物系。コーラは大半がペプシでレモンテイスト、チェリーテイスト、バニラテイストと沢山あり、どれもチャレンジしてみたくなりました。 一息つくと急に眠気が来て、シャワーを浴び自分の旅を思い出していました。

24時間以上も寝ない状態で四苦八苦・・突然それが妙に楽しく思えてきたのです。「大変だったけれど、楽しかったなぁ」「今、日本は何時かなぁ」「あの飛行機の優しいアテンダントの人って魔女っぽいなぁ」布団に横になりながら色々と考えていると、いつのまにかボクは寝てしまったようです。

こうしてトロントの初日はあっという間には終わりました。冒険はまだまだ始まったばかり・・・これから自分にどんなことが起こるかなんて、この時のボクには想像も出来なかったでしょう。目が覚めるとまたトラブルが続きました。

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