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現時点での最高峰
レッスンでは、あるレベルまで成長した生徒達によく「曲作りをしよう!」と言います。曲じゃなくてもエチュード的なものでも、イントロやエンディングの小ネタでも構いません。メロディとコード、そしてリズム、現時点の自分の中でベストとなるものを探っていきます。特に音楽的な意識が薄い方ほどやってみると効果的です。「音楽的な意識が薄い」というのは「学問的」というか、理論で考えて、この手法を使って・・・などと、耳と一番大事なハートを使わずに音楽をしている状態ですね。
目的をハッキリさせる
ポイント
曲作り?そんな披露する場所もないから、自分には今は必要ないと思います!時間があるのならアドリブの練習をしたいです!
と仰る方も多いのですが、分かってませんね(笑)
やまだ
聴かせるために書くのではありません!
ポイント
自分の音楽スキル向上のために書くんです。
自分自身、どんなサウンドが好きで、どんな展開が好みなのか?このメロディはこっちに向かっていて、今はこのぐらいの間合いがあって・・・と、自分が好きなように作っていけばいいと思います。時間はかかりますけど、何度も何度も聞き直して選んだ音が、どれだけ自分のソロに影響を及ぼすか?この事に気付けたら、きっとやらずにはいられなくなりますね。苦手なプログレッション、運指があれば、そんな曲を書くのが良いですね!
芸人のネタ帳のように
完璧な作品を仕上げなくても良いと思います。芸人さんのネタ帳のように、かっこいいと感じる流れ、面白いと思ったハーモニーなど、気に入ったものを普段からメモを取る癖を付けるといいですね。
やまだ
ネタ帳を他の方へ見せることは、まずありません。」
Shinobu Yamada Etude
これは以前書いたエチュードの冒頭部分です。基本はB♭キーの逆循環進行しか想定していません。つまりは2拍ずつ(Cm7ーF7ーB♭M7ーGm7)です。
指板図
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