視点の切り替え
練習というのは、常に自分に厳しく取り組むのですが、少し疲れた時、またダラダラと弾いている時だってあるのは事実。観たいテレビがあって、番組を見ながら弾いていてCMの時は1分集中!!・・・みたいな
そんな時、1分の間に私はよく遊んでいた練習があるので紹介します。私はコードワークが好きなのでコードの練習を頻繁に練習するのですが、覚えているスタンダードのコードを演奏を知っているコードだけで弾くのではなく、トップノートを固定することに意識します。時には固定出来ない場合もありますが、その場合は調整して、出来る限り同じトップノートにします。
ポイント
コードを選ぶ時の視点の切り替えです。通常は5、6弦のRoot音からコードフォームを考えることが多いと思います。勿論、間違いではないのですが、マンネリ化してしまうことが多々あります。幅を広げるためにトップノートを固定します。
トップノートを固定するエクササイズ No.1
いちろくにーごー!
まずは循環進行からトレーニングしてみましょう。「12小節目、Dm7でB音のトップは避けてC音にしています」
トップノートを固定するエクササイズ No.2
ワルツの名曲
スタンダードの楽曲にもどんどん応用してみましょう。今回は「Someday my prince will come(いつか王子様が)」のコード進行で作ってみました。diminishコード以外は「F音固定です」
トップノートを固定するエクササイズ No.3
酒バラ
もういっちょ!練習してみましょう!「The Days wine and rose (酒と薔薇の日々)」のコード進行上で「A音固定」です。E7の時は 「E7sus4(♭9)」という特殊コードでトライ。
ひとこと
難しく考えてしまう方が多いのですが、ルールなんてありません。テレビのCMが終わって番組が始まったらテレビに集中して構いません。でも、きっと出来たものを、次のCMまで何回も弾いているかも知れませんよ。何でも良いんです。これは遊びなのです。でも、この遊びが即興演奏で閃いた時にギター上でスムーズに置き換えられるようになります。まわりにギター友達が居たら、よく観察してみてください。上手な人は、ずっとギター持ってたりします。話しながら、タバコを吸いながら、TV観ながら、本来、「出来たことの確認(つまり復習)」はここでやるべきです。
さぁ練習しよう!として、出来たことばかりをやろうとするから、新しいものがなかなか取り入れられないし、なかなか覚えられません。リラックスしている時の方が記憶するのも早いのですよ。弾こうと思って弾くのではありません。いっぱい弾いて、遊んで下さいね。