今回は音階について学んでみましょう。
ポイント
音階(スケール)とは1オクターブ内に音を配置したものです。それぞれの音と音をどのような間隔で配置するかにより名前が付けられていて、何個、音を配置しても問題ありません。下記、1オクターブ内に全部半音で音を配置した場合はクロマチック・スケールと呼ばれます。
みなさんがよく耳にする「ドレミファソラシド」というのは一番有名な音階ですね!「メジャースケール」とか「イオニアン(Ionian)」 と名称が付けられています。
注意ポイント
ここで気を付けたいのは、「ドレミファソラシド」がメジャースケールなのではなく、「ドレミファソラシド」もメジャースケールの1つです。
1オクターブ内の音の配列が
全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音
という間隔で音が配置されたものは全て、Major Scale(メジャー・スケール)、或いは、Ionian Scale(イオニアン・スケール)と呼んでいるということです。 どの音からスタートしてもこの間隔で音を配置すればドレミファソラシドに聴こえます。
こちらはファ「F」の音から全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音と並べています。
ドレミファソラシドに聞こえますよね?
D♭からスタートすると?
それでは、レ♭(D♭)からするとどうなるのでしょうか?
やっぱり、ドレミファソラシドに聞こえますよね?
目次
音の数
1オクターブの音の数
- そんな音の数が1オクターブに5音だった場合、ペンタトニックと呼ばれます。
- そんな音の数が1オクターブに7音だった場合、ダイアトニックと呼ばれます。
- 有名なのはこの2つ。他にもテトラトニック(4音)ヘキサトニック(6音)などが存在していますが、これはまたの機会に覚えましょう。