column ワンポイントレッスン

ワンポイント・レッスン#133〜#141

投稿日:2019年5月20日 更新日:

無料ワンポイントレッスン#133〜#141

ホームページを最初に作った時(2003年)に書いていた「全175回の無料ワンポイントレッスン」です。古い記事のため、読みやすく配慮していない文字情報ですが、リニューアルで削除せずに残すことにしました。

第133回:心を追いかける

実はバス・フェイトン・チューニング・システムを
インストールした後奇妙な現象がおきました。
音の揺れが以前より気になるようになったのは確かですが、
鳴らしていない音がなっているんです。
「えっ、それはマズイんじゃないの?」
って思うかも知れません。

でも、外れることはまずありません。
全てが倍音なんです。
エンディング等でコードをホールドして伸ばしている時に
弾いていないのに心が音を鳴らすことが多くあります。
またアドリブを取っている際にもよくあることです。

その音を追いかけましょう。
1曲演奏して何も聞こえない時もあります、
心のスランプ状態ですね。
理論的に考えながら演奏している時によく陥ります。
そんな時、私は必ずポール・デスモンドを聴きます。
心の中の美的感覚がリセットされて、
いつもの自分に戻れるような気がします。

デスモンドがメロディアスだからか、
それとも私の最初のアイドルだったからか
・・・知る由もありませんが。

第134回:演奏後の弦は?

これについては本当に意見が分かれますね。
楽器店でもそうですから困ったものです。

一体どちらがいいのか?またどれ位緩めれば良いのか?
大半の方は、自分で実際に調べていないのでは?
と思います。

と言っている私も試したことがありませんし、
証明するにはかなりの労力がかかります。
私は1週間弾かないであろうと思うギターの弦は緩めています。
他のギターは緩めていません。
なので新橋教室の貸しギターなんかはほぼ毎回、
張りが残る程度に(音程が出る程度に)緩めている感じです。

まぁ、もっとも信頼できるのは
経験を積んだビルダーの方の意見でしょうね。

第135回:ソロを書いてみよう

本当は作曲が出来ればそれでいいのですが、
まぁそんなしっかりしたものは
最初から出来ないでしょうから、
今回はソロを書いてみましょう!!
但し、むやみにソロを書いて「はい、終わり!」
では進歩がありません。
レッスンでは私がチェック出来るので良いのですが、
誰にもチェックしてもらえないとなると
自分に厳しくいかなくてはなりませんね^^
それはつまり、
基礎からじっくりやっていくことです。
①まずはコードトーンのみでソロを取ってみましょう。
私の教材の中に、
ファミレスで書き上げたソロが入っているのですが、
それは全部コードトーンを使用したものです。
でも、とってもジャズっぽいし、
何がジャズらしさを出すのかを考える為の
良い教材になったと思っています。
あまり時間の取れない人は
ⅠⅥⅡⅤで、
またブルースや短い16小節くらいの曲でもOK。
とにかく、自分が何のために練習しているか?が重要です。
②こだわりのソロを作る
「何かに執着している」
と感じるソロを作ってみてください。
音楽をどういう方向に持っていきたいか?
またそうするには
具体的にどういった方法を取れるのかが理解出来るでしょう。
③譜面上から読み取れる音で書いてみる
絶対音がある方は出来ないでしょうが、
偶然の産物を手に入れる為に
思うがままに音符を書きましょう。

どの作り方でも構いませんが、
作成後のソロの全体と細かい部分を
よく吟味して自分のフィルターに通してあげてください。

第136回:執着

第135回の②で「何かに執着している」「こだわり」
と書いたので、じゃぁそれは何か?を説明します。
公園のベンチに座っていると、
砂場で遊ぶ子供が「同じ歌を何度もうたっている」・・・
つまりは執着しているからですね。
大きな目で見ればそうですが、
実際の音楽ではこだわりは常に変化していきます。
あるリズムにこだわり、ある度数にこだわり、
あるユニットにこだわり、ある音程にこだわる。

こだわる部分なんて沢山ありますよ^^
自分が弾いたことに意味をもたせるつもりで
こだわって下さい。

例えばある小説があったとします。
①数ページにわたって主人公とまわりの事柄が書かれ、
次には全く別の事柄が書かれる。
最終的につながる。
これはよくある繋がりですね。
では、こういうのはどうでしょう。
②あるお店が舞台で
次々と来るお客の話をそれぞれ書かれている。
ソロと小説との共通項を考えた時、
何か繋がるものを見出せたらそれは音楽の練習になると思います。

第137回:こだわりの末

前回、執着することに関して書きましたが
具体的にそれでどうなるのか?
出来ること
何かに執着すると
音楽の流れがよくなります・・・・良かったですね^^
何かに執着すると
自分の持てる力を全て出さなくてもいいんです・・・楽ですよ。
何かに執着すると
自分が楽しめます・・・よく居るのは
「うまく弾こうと思ってそれで自分を苦しめている方」
何かに執着すると
バンドメンバーとコミニュケーションが取れます・・・大事大事。
何かに執着すると音楽の聞き方が変わります。
どうでしょう?
なにかにこだわって演奏をしてみたくなりませんか?

第138回:マイナーの楽曲

ジャズを始めてすぐは
メジャーの楽曲が弾き易いんですが、
しばらくするとマイナーの楽曲の方が
自分の思い通りに弾けている気がします。

原因はきっとどこかの研究者が
解明してくれると思いますが(笑)
マイナーの曲が色々な怪しい音までを
包みこむことが出来る
のだと思います。
それとブルージーな感じが出しやすい
という点でもマイナーの方が
演奏しやすいのかも知れませんね。
メジャーでブルージーに弾くと
あからさまに分かってしまいますし
それ以外の部分がカッコよく出来ないと
ブルージーさが更に浮いてしまうように
聴こえてしまいます。
勿論、それを狙っている場合は問題ないのですが・・・・
それでも自分を信じてメジャーの曲もやってみてください。
一時的(というには少し長い期間かもしれませんが)な感覚です
ので、
いずれ練習を続けていけば
メジャーでもジャズらしさを出す秘訣が
自然と身に付いていくはずです。

また、マイナーの方が緊張感のある音でも
さほど問題がない場合があります。
この辺りは演奏の構成&使い方による部分が
大きいのでクリスタルトーン並ですね。

第139回:マイナー音階の種類

トニック部分に使用されるマイナー音階って
どんなものがあるのでしょう?
メジャーは1つなのに
マイナーは3つ存在するって知ってましたか?
そんなマイナー音階をご紹介したいと思います。
ナチュラル・マイナー(Nm)
一番よく使われるもので、
自然的短音階と呼ばれています。
またメジャースケールの
第6音から始めたものですのでエオリアンと同じです。
音構成はCNm=C・D・E♭・F・G・A♭・B♭
となります。
ハーモニック・マイナー(Hm)
これはロック出身の私には非常に馴染みがありました。
なんてったって
イングウェイ・〇ムスティーンを代表に
クラシカルロックで頻繁に使いますから。
これを和声的短音階と呼びます。
音構成はCNm=C・D・E♭・F・G・A♭・B
となります。
メロディック・マイナー(Mm)
最後はコレ。旋律的短音階と呼ばれます。
これはジャズを始めてから、
こんなにも使える音階なんだ!と驚いた音階で
実によく出来ている音階です。
音構成はCNm=C・D・E♭・F・G・A・B
となります。
トニック・マイナーにはこの通り
3種類の音階を選択して弾くことが出来ます。

第140回:ハーモニック・マイナー

さぁ、〇ムスティーン講座でもいきましょうか(笑)
いえいえ、
この音階で特徴的なのは第6音と第7音の間にある短3度音程!
ここがあるからクラシカルだったり、どこか独特な音階に聴こえます
当然、この音階にもダイアトニックコードなるものが存在します
C-M7・DΦ7・E♭M7+・F-7・G7・A♭M7・B7dim
どうでしょう?見慣れないオーグメントや
マイナーメジャーセブンスなんてコードがあったり、
diminishがダイアトニックだったりします。
度数表記しておきます。
Ⅰ-M7・ⅡΦ7・♭ⅢM7+・Ⅳ-7・Ⅴ7・♭ⅥM7・Ⅶ7dim
当然、これらにも機能が付いていますが、
それは是非ご自身の耳で確かめて下さいね。
どうしても知りたい方はメールでどうぞ(無礼な方には答えません)
因みにHーp5↓
(ハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウ)

というスケールはこの音階を5度から始めたよ!
と言う、名前のままの音階。
もっと良い名前なかったのかでしょうか(笑)
つまりC・D・E♭・F・G・A♭・Bを
G・A♭・B・C・D・E♭・Fとしたら
それがGhmp5↓という音階になります。

第141回:メロディック・マイナー

さて、マイナー最後はコレ。
旋律的短音階と呼ばれており、
とてもメジャーに近いマイナーとされています。
この音階はドレミファソラシドの3番目が下がっただけなので
上からドシラソファミ♭レドと下がってくると
ミ♭が出てくるまで音階に特徴がありません。

なので理論上の使い方に少し制約が付けられました。
(そんなやっかいなことしなくてもいいのにね^^)
まぁ、そういった配慮が必要なのですよ、理論には。
そこで上行する時はメロディックマイナーでも、
下行する際はドリアンを使用します。
さぁ、音階を上下してみましょう。
C・D・E♭・F・G・A・B・C↓
B♭・A・G・F・E♭・D・C

ではHmと同じようにダイアトニックコードを見てみましょう。
Ⅰ-M7・Ⅱー7・♭ⅢM7+・Ⅳ7・Ⅴ7・ⅥΦ7・ⅦΦ7
となります。これまた厄介で〇7が2つ、
更には〇Φ7が2つ・・・

機能はHm同様に調べて下され。
どうしても知りたい方はメールでどうぞ(無礼な方には答えません)
メロディックマイナーという音階は非常によく使われます。
●2番目から始まるDorian♭2
●3番目から始まるLydinan Augment
●4番目から始まるLydian♭7th
●5番目から始まるMixoLydian♭6
●6番目から始まるLocrianナチュラル9th
●7番目から始まるAltered
これらの音階は初心者には???でしょう。
中級者でLydian♭7とAlteredを知ると思います。
でも、近年のコンテンポラリーな楽曲では
この他の音階も必要なんですよ。
それはまたの機会か・・・
なければレッスンにでもいらして下さい。
(久々に営業してしまった・・・・)

The following two tabs change content below.
Mistletoe Music School Jazz Classはジャズ初心者から上級者まで役に立つ情報をまとめて掲載しています。ギター教室Mistletoe Music Schoolは開校10年目の2014年に東京から神戸元町へと移転しました。現在は、対面レッスンだけでなくSkypeを利用したオンラインレッスンもあり、神戸だけではなく、日本全国、海外へも質の高いレッスンを提供できるようになりました。定期コースだけはなく単発でのレッスンも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

-column, ワンポイントレッスン

Copyright© Mistletoe Jazz Class , 2019 All Rights Reserved.