
今回はminor7thコード上でのフレーズです。メジャー編でも書きましたが、1日50回は演奏しましょう。こちらも音源のリズムはBebop時期を意識して少しハネ気味です。
あわせて読みたい


CM7フレーズ練習
ジャズ学習初期の段階ではフレーズの練習を並行しましょう。1日50回が目安です。テンポも可能な限り速く弾けるようにしていきます。アドリブの中で使用できるようにし...
目次
Dm7フレーズ練習
Ex.1
マイナー7thにおいて、メジャー7th音(ここではC#音)は非常によく使用されます。ここではルートであるD音を挟むように使用しています(1小節目1、2拍目)
Ex.2
F音を挟む動きが特徴的(1小節目1,2、3拍目)コードトーンからコードトーンへの6度ジャンプ(1小節目3拍目)そしてM7音(C#音)を使用してD音を挟んでいます。そろそろ気付いた方も多いと思いますが、挟みこむターゲット音は必ず「コードトーン」です。
Ex.3
Key=Cの時のDm7は本来サブドミナント代理という機能を持っています。本来のサブドミナントはFM7です。FM7のアルペジオを使用(2小節目)
Ex.4
FM7アルペジオと、長7度であるC#音、更にはアプローチノートまでを組み合わせた例。
Ex.5
F音への装飾、アプローチノート、6度ジャンプ、C#音を組み合わせた例。