今回はブルースについて学んでいきましょう。
目次
3 Chord Blues
まずはスリーコードのブルース進行から。ロック・ブルース系の方にはお馴染みのAブルース進行ですね。
ディグリー化
他のキーに応用出来るように度数化してみましょう。
Cadence(ケーデンス)/ 終止
ポイント
ここからジャズらしくコードを変換していきます. まずは9、10小節目をジャズっぽくしてみましょう。(この部分をケーデンスといいます。コード進行の終止形のことです)このV7-IV7-I7というのはブルース特有のケーデンスです。ジャズでは、そう!ツーファイブワンを使用します。ジャズブルースはFやB♭キーが一般的なので、今回は「key=F」で記述します。
スリーコードのケーデンス
ジャズ・ブルースのケーデンス
循環進行の導入
ポイント
次は7、8小節目と11、12小節に循環進行(I-VI-II-V)を導入してみましょう。
3 chord Blues
Jazz Blues
ジャズブルースの基本進行
ポイント
1)IV7からは、#IVdimへ進行する。
2)進行がスムーズになるようツーファイブを設けるようにすると、下記のような進行になります。
ベイシー進行とも呼ばれます。(カウント・ベイシー楽団を聴いてみましょう)これ以外にも代理コードなどを使用して沢山の進行が想定可能ですが、ここでは基本的なジャズブルースの説明までにします。