目次
配慮のない譜面
今回は「イマジナリーバーライン」についてです。例えばこんな譜面を見て、どう思いますか?
Ex.1
なんでしょうね〜!このスペースは!
Ex.2
3拍目はどこかと言うと・・えっと・・・。
Ex.3
イマジナリーバーライン
ポイント
上記の譜面はどれも合っているのですが、読みにくいですね!譜面を見た瞬間に拍数やリズムが把握出来ると良いですよね。実は譜面には下記のように書かれていないラインがあるんです。それを「イマジナリーバーライン」と呼びます。
Ex.1
下の譜面の方が長さが何となく分かりますから、読みやすいですね。
Ex.2
ポイント
この譜面も、意図的な場合を除いては、下記のようにした方が読みやすいですね。
ポイント
音符の繋がりや飛び具合によっては次のようにした方が読みやすい時もあります。
Ex.3
この譜面はどうするかと言いますと・・・。
ポイント
このほうが全然良いですね!3拍目の位置が分かりやすくなります。
写譜屋という仕事
ポイント
譜面を清書する仕事(写譜屋という)が存在します。プレイヤーが譜面からスムーズに情報を収集出来るように配慮しています。今自分が譜面を書くとしたら、その譜面を読んでくれる人に対して、または未来の自分に対して心配りをすることを忘れずに書きたいですね!