今回はドミナント・モーション(Dominant Motion)について、これもよく聞く言葉ですね!「コード進行は人生だ!」とよく説明しています(かなり大袈裟ですが)色々な地を巡り巡って自分の国へ着陸するようなものです。
目次
ドミナント・モーションの成立条件
ドミナント・モーションを成立するためには2つの条件があります。
コードが完全4度上へ進行する事
ツーファイブ同様に指板上で見ると楽ですね。6弦から同フレットの5弦に進行すると完全4度上です。もちろん、5弦から同フレットの4弦へ進行しても完全4度上です。
トライトーン(三全音)が反行する
全音×3個の音程を「トライトーン」と呼びます。日本名では「三全音」。Aug4(dim5)インターバルです。このインターバルがそれぞれ反対の方向へ進行します。
まとめ
このRootが完全4度上へ進行する事と、トライトーンが反行する事。同時に起こった時が「ドミナント・モーション(Dominant Motion)となります。
ポイント
ただ、そんなに難しく考えなくても、Major Keyで「V7ーIM7」、minor Keyで「V7ーIm7」で、ドミナントモーションは成立します。