今回はJohn Scofieldのアルバム「Time on my hands」から、とっても美しいワルツ「Flower Power」の採譜です。私がまだ学生時代、「John Scofield=コンディミの人、アウトが上手い人」なんて言われてましたが、この採譜をしてから、私の中では「John Scofield=インサイドが超絶に上手い人」という印象なのです。
では、採譜9ページです。
目次
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Analysis
33〜36小節目
ポイント
このラインを分析するだけでも、めっちゃ丁寧にコードトーンを繋いでます!それでいて、綺麗な歌心!こんなラインがいっぱいです!アウトがよく聞こえるのは、コード感を表現する基礎力が高いからですね!
69〜74小節目
ポイント
教則ビデオで「Joe Passのように弾けたら、良いんだけどね!」なんて言いながら、和音の分散を弾いていましたが、Johnの歌心になってますね!Lage LundやJulian Lageは現在、更に発展させている感じですが、この当時でこんなアプローチする人は少なかったと思います。
128〜132小節目
ポイント
後半になってくると小節をルーズに捉えて歌っています。でも、しっかり帰って来ますから、カッコいいんです。音の動き方も面白いですね!
音源
こちらの盤に収録されています。
YouTubeに別テイクがありますが、サウンド的にもテンポ的にも個人的には今ひとつ。。。CDテイクがやっぱりお気に入り。やっぱりIbanezのセミアコが聴きたい!