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4分音符のリズム言葉


ポイント

ジャズで一番大切な事は?と聞かれたら間違いなく「リズム」と答えます。勿論、これはジャズに限ったことではないのかも知れません。どんなにカッコいいフレーズも、魅力的な歌もリズムが悪ければ台無しです。そのミスは音楽を演奏しない方にもバレてしまいます。経験上、音のミスはその後の処理でなんとかなる場合も多いのですが、リズムのミスは取り返しの付かない事がほとんどです。

目次

リズム言葉

レッスンをしていて、リズム譜が読めないという方が多いのです。音源を聴いて合わせることは出来ても、譜面とリズムが一致していないのです。ということで、まずは、リズムの言葉を勝手に決めてしまいましょう。

ワン・ツー・スリー・フォー

ワン・・・スリー・・・

と歌っても問題ないのですが、

ポイント

4分音符は「タン」と歌うことに決めてしまいましょう。

すると、上の譜面の1小節目は、

タン・タン・タン・タン


これでOKです。では2小節目はどうでしょう?私は「休符」という言葉が大嫌いです。確かに「音を出すことを休んでいる記号」なのですが、音と一緒にリズムまで休んでしまう方が多いのです。

ポイント

休符は「ウン」と歌うリズムだと考えましょう。

ということで、2小節目のリズムは・・・・

タン・ウン・タン・ウン


となります。今回はタンとウンだけで練習をしましょう。リズムを取っているのは「自転車に乗っているような感覚」です。5m乗れても、その先で転んでいたら「自転車に乗れる」とは言いませんよね。「リズムが出来た」というゴールは無いのです、常にリズムへの意識を向けることです。自転車同様に、多少ヨレたって、その後に立て直せば、最初の段階はとりあえずはOK。音楽上では演奏を止めてしまったり、リズムを見失ってしまったら、自転車で云うところの転んだ事になりますね。

練習しましょう

練習の方法

まず、ペンを持って、下記の譜面を見ながら、ノートでもテーブルでも叩いてみましょう。テンポは4種類用意しました。まずはBPM=60から、しっかりリズムを歌いながら、叩いていきましょう!

BPM=60



BPM=120



BPM=180



BPM=240


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