私自身も昔そうだったのですが、リズムを聴いて真似することは出来るけれど譜面を見てもサッパリ?よく分からない。ギターの指導を始めてから、沢山の方がこの状態であることを知りました。
音楽の基本は歌うこととタップすること
どうしたら、リズム譜が読めるのか?それは簡単な譜面を読んで、そのリズムをタップ(手を叩くor手で何かを叩く)したり、そのリズムを口に出して読むことで改善されていきます。
ポイント
いつも、リズムに乗ることは自転車に乗るようなものだとレッスンで説明しているのですが、自転車に乗れても10m先で転んでいたら、それは自転車に乗れているとは言えないですよね。最初はヨレてもいいから乗り続けることが大切です。音楽も同じです、ヨレてもいいから最初は乗り続けるところからです。もちろん、最初の最初のお話です
基準となる速さを作るためにメトロノームを用意する
リズムを理解するにはまず基準となる音の速さを知りましょう。そのためにメトロノームを使います。下記にご紹介するような楽に操作出来るタイプもありますが、最近ではスマートフォンに無料のメトロノームアプリが沢山ありますので、そちらが良いですね!
BPMとは?
基準となる速さを知るために「BPM」という単位と数字で速さを表します。「BPM=ビーツ(beats)・パー(per)・ミニッツ(minute)」の頭文字を取ったもので、1分間で何回鳴るか?を数字で表しています。つまりBPM60は1秒の速さということです。BPM120は1分間に120回打つ(つまり1秒に2回打つ)速さということです。
色々なメトロノーム
ダイアルを回すだけなので簡単!面倒な設定要らず!
デジタル式 ピッ!ピッ!という音です
最近、あまり見かけなくなったゼンマイ式
最近では、「ピッピッ」っと電子音のメトロノームが増えていますが、電子音は楽器と演奏しても消えることなく聴こえてきます。これでは常に頼ってしまいますので、個人的には、振り子タイプのような、「カッカッ」といいますか、「コツコツ」と木を叩いた音がするメトロノームを選んでいます。電子タイプのものでもコツコツと音がなるメトロノームがありますので探してみてくださいね。
この「コツコツ」という音は一緒に演奏していると聴こえなくなり、リズムがズレるとすぐに聴こえてきます。
教室で使っているのは通常よりBPMに幅のあるタイプでBPM30から出せます!
自分の心の中にメトロノームを作れるようにこれからトレーニングしていきましょうね。