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ワンポイント・レッスン#142〜#150

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無料ワンポイントレッスン#142〜#150

ホームページを最初に作った時(2003年)に書いていた「全175回の無料ワンポイントレッスン」です。古い記事のため、読みやすく配慮していない文字情報ですが、リニューアルで削除せずに残すことにしました。

第142回:デジタルパターン

おかげさまでこのワンポイントレッスンを読んで
沢山の生徒様がいらして下さり忙しくなり
こちらのワンポイントの更新もサボリ気味です。
こんなことではいけないと昨夜ふと思い更新させます。
本日のお題は少しレッスンでやっている内容を公開。
デジタルパターンです。
数字を度数だと思ってコード進行に合わせて弾いていきます。
こういったコツコツとやる練習は
一人でやるには非常にキツイのですぐ逃げたくなってしまいます。
実際、レッスンでも逃げてしまう人がいるくらいですから・・・(汗)
フレーズ練習とかコピーの方が楽しいんですけど、
頭の練習だと思ってやってもらいたいですね。
これが本当に役にたつんですから、
騙されたと思ってしばらく続けてみてください。
最初は3・1ぐらいから。
枯葉だったら・・・∥E♭C|AF|DB♭|GE♭|~
という感じで弾いていきます。
マイナーコードであれば3は自然と♭3になります。
135、37、1357
と段々と難しくしていってやってみてください。
半年続けることが出来れば、
ジャズギターの道を途中で挫折する可能性がぐんと減ります。

第143回:失敗は成功のもと

失敗は成功のもと・・・・・
よく言われる言葉ですがJAZZもそうです。
外してしまったら、その音に
説得力を持たせてあげればいいんです。

だからジャズにはミストーンはない!
と断言してしまう人もいるのだと思います。
「ここは何のスケールが使えるの?」と聞くと
「クロマチック・スケール」という人もそう。
両者とも間違いではありません。
中には無知な人はいるかもしれませんが、
多くの人はミストーンも良い音に変えられることを
理解していて言っています。
口が悪いのは間違いありませんが(笑)

ミストーンを出してしまった
(そこに気付かなければそれまでですが・・・・)

「やっちゃった~」って顔をするのは勘違い。
もっと自信を持って弾いてください。
「俺はこの音が出したいんじゃ」
・・・その気持ちはきっと伝わりますよ。・・・・・以上

・・・・と、
これで終わりでは何もワンポイントレッスンにならないので一つ。
その音がミストーンであるならば、
その音が含まれるグループ、音型、音階に行き、
戻ってこればいいんです。
失敗を成功に変えるのは自分自身の問題です。

第144回:トライアド奏法

さて、今回から私が音階をどのように見ているか?を大公開。
全部当たり前のことなんですが、私にとっては
音階とトライアド(三和音)というのは
非常に密接な繋がりを持っています。

勿論、演奏の1つのアイデアとしてですよ。
これが全てではありません。

まずはトライアドの種類をおさらいしておきます。
第48回も参照して下さい。
Major Triads・・・R、3、5(ドミソですね)
Minor Triads・・・R、♭3、5(レファラとか)
Augment Triads・・・R、3、5(ドミソ#)
Diminish Triads・・・R、♭3、♭6(レファラ♭)
Other Triads・・・sus2、sus4、sus2&4Triads

とありますが、全部を書くのは無意味というか
読んで終わりになりやすいので
ここではメジャートライアドのみを扱うことにします。
他のTriadsについても同様に考えてみて下さい。
では次項目から音階と一緒に見ていきましょう。

第145回:MajorとTriads

メジャースケールの音内容はと聞かれると
普通はR,9、3、11、5、13、7と答えます。
でも、私は第144回で書いたように
トライアドと結びつけて音を見ることがあります。
※ここではあくまでメジャートライアドのみです
他のトライアドは研究してみてはいかがでしょう?

分かり易いようにKey=Cでいきましょう。
私はまずⅠ△(C)Ⅳ△(F)Ⅴ△(G)
が自然に出てきます。
この時、Ⅰ△とⅤ△については自由に使えます。
Ⅳ△についてはKeyの11thの音が入っているので
どこかでⅣ→Ⅲの流れを作るという前提でみています。
FはCM7のアボイドですが上記のような流れを
意識的に作ることで使用しても違和感無く
suspendされた(保留された)状態として聴こえます。

それだけか?と言われたら、まだまだあります。
ここからはわざとテンションを高めます。
Ⅱ△・・・・D、F#、A
これを使うことによりリディアンのムードを出します。
シャープされた11thはリディアンの音内容です。
F#音はどこに行きたがってますか?
答えはGの音へと進行することを望む音です。
他にはⅢ△・・・・E、G#、B
Augmentの音内容です。
これについてはAugment Triadsで説明します。
とにかく、メジャースケールを弾かなければならないとき
一つの方法として頭の中にⅠ△、Ⅴ△、Ⅳ△、Ⅱ△、Ⅲ△
が思い浮かびます。(上記は協和する順になっています。)
他のトライアドでも見てみてね。

第146回:MinorとTriads

次はマイナーです。同様に音内容は
R,9、♭3、11、5、♭13、♭7です。

同じようにKey=Cで見ていきましょう。
C・D・E♭・F・G・A♭・B♭
♭Ⅲ△(E♭△)と♭Ⅶ△(B♭△)は自由に使いましょう。
ダイアトニック内でもテンションを強めているときは
♭Ⅵ△(A♭△)も使用可能ですが、
A♭音がGへ行きたがってます。

メジャーの時同様テンションを強めていきます。
Ⅴ△・・・G・B・D
これでメロディックマイナーorハーモニックマイナー的な
音が出きます、B音はCへ行きたがっています。
Ⅱ△・・・D・F#・A
全く外れている・・・でもね
これも使い方次第なんですよ。
良質なテンションが沢山乗っています。
D・・・9th、F#・・・Bluenote(と考える事がお洒落)
A・・・13th、この音についてはクリスタルトーンで
説明済み。第42、43回参照。

マイナーでは考え方によってまだ有りますが、
効果の度合いを考え
私はⅤ△とⅡ△が最も効果的だと思い採用しています。(笑)

つまり、貴方が良いと思えば
F△やB△もOKです・・・←書くか迷ったけど書いてしまった。。。
サービスということで。。。

第147回:DominantとTriads

次はドミナント・・・(ナチュラルテンション含む)です。
R・9・3・11・5・13・♭7です。
3回目ともなると分かると思いますが、
音階自体にはさほど意味はありません。

Key=Cで書くと
C・D・E・F・G・A・B♭
メジャーとよく似ていますね
Ⅰ△・・・は自由に
Ⅳ△・・・はsuspendされています。
実はナチュラルテンションなドミナントスケールには
このsuspendされた状態(保留された状態)が重要です。
それはもうひとつ♭Ⅶ△(B♭△)があるからです。
B♭・D・F・・・これもsuspendされた状態です。
少しテンションを強めるとメジャー同様に
Ⅱ△・・・D、F#、Aも可能です。
音内容はリディアン♭7thという音階です。

何度も書きますが、これは一つのアイデアです。
音階をこのように見ることによって
音階以上に重要な点がみえてきます。

第148回:Alterd DominantとTriads

ではドミナント・・・(オルタード・テンション系)です。
R・♭9・3・11・5・♭13・♭7です。
↑はHmp5↓という音階。

Key=Cでは、
C・D♭・E・F・G・A♭・B♭
Ⅰ△・・・どうぞご自由に
♭Ⅱ△(D♭△)・・・D♭・F・A♭
この♭Ⅱは重要です。Hmp5↓音階には欠かせません。
ではテンションを高めましょう。

♭Ⅵ△(A♭△)・・・A♭、C、E♭
(音内容はオルタード音階です)

Ⅵ△(A△)・・・A、C#、E
第112回参照・・・これは非常に重要です。

Ⅲ△(E△)・・・E・G#・B
これは使い方次第で可能です。
何故これが使えるのか、考えてみてください。
詳しくはメールor掲示板で質問していただければ
ヒントぐらいは出します(笑)

第149回:Augment Triad

メジャートライアドと音階の関係はどうでしたか?
重要なのはそれがどんなサウンドをもたらすのか!
またどこに進もうとしているのか?を知ることです。
自分なりに発展させたら是非、掲示板でコメント下さい。

さてAugment Triadというのは
非常に可能性を秘めた音階で
またしてもPeter Bernsteinから学びました。
たとえばG7の時にGaugmentを弾く。
すると音内容はG△・・G、B,D#
そしてAugmentの利点は長3で動かせること。
つまりG7alterdを弾かなければならない際は
G△+、B△+、D#△+
という3種類のオーグメント・トライアドが
使用することが可能になってきます。
普通のメジャートライアドだけじゃなく
色々なトライアドを考えると違ったことが出来る。
こうみるとまだまだ可能性ってありますよね。

他のコードでも、他のトライアドでも
是非トライしてください。

第150回:惜しみなく

ワンポイント・レッスンを書いていると
温かい励ましのメールを頻繁に頂き非常に嬉しいです。

ワンポイントも150回を迎え、内容的に被る部分も出てきたので
少し、私の気持ちを書かせていただきます。

私はこのワンポイント・レッスンに
私自身が時間を割いて学んだことの多くを注ぎ込んでいます。
決して出し惜しみすることなく、Webで公開出来る限りを。

あと1歩の所で止めているのは
考えることの重要性を知ってほしいから&
自分で考えずに、理解したと感じてほしくないからです。
ここに書いてある内容は読むと「そうか!」と思いますが、
実際、アイデアを自由に演奏出来るようにする為には、
私が学んだのと同等の時間がかかるでしょう。
そこがポイントなんです(笑)

私はアイデアを提供しているだけ、
例え読んでも私と同じように弾けるはずはありません。
誰一人同じ演奏にはなりませんからね。

でも、努力次第でワンポイント・レッスンは
通常の教本では得がたいものとなるでしょう。
「何が必要か・・?」
読んで終わりにせず、しっかりと自分で吟味することです。
私には美しく事でも、貴方にとって美しくない
美的感覚は意外と違うものです。
でも、ここで書いているアイデアというのは
例え語法が違っても共有出来るものだと思っております。

そして、情報を共有すること!
通常、アイデアを話し合うというのは
バンド内という小さな中ではよく行われています。
とにかくグループとしての成長が必要です。
Webに書くことで私はバンドでもなく、音楽仲間内だけでなく
日本音楽界そのものの成長を促せたらと
ちょっと大きなものを相手にしています(^^;
まだ見ぬ音楽へ、より高度な音楽へ

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