今まで特に意識もせず、コードを形で覚えてきた方も多いことでしょう。今回はローコードにはどんな音が含まれるのか確認してみましょう。
目次
ローコード
こちらは一般的なローコードです。
構成音(赤字が重複音)
- C=ドミソドソ
- D=レラレファ#
- E=ミシミソ#シミ
- G=ソシレソシソ
- A=ラミラド#ミ、
- B=シファ#シレ#ファ#、
- F=ファドファラドファ
- Dm=レラレファ
- Am=ラミラドミ
- Em=ミシミソシミ
音の重複を避ける
ご覧の通り、弾き語りなどで使用する多くのコードは、オクターブ離れているとはいえ、同じ音が多く含まれます。しかし、ジャズではこの「音の重複」を排除します。同じ音が複数存在すると「コードが重くなってしまう」ということもありますが、ギターでは限られた弦の数(ご存知の通り6本)でローコードより複雑なハーモニーを出さなければいけません。CのコードでE(ミ)の音を入れるのであれば、1つあれば十分です。もちろん他のコードでも同様です。
やまだ
意図的な場合を除き、重複させません。
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