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目次
George Benson / Billie’s Bounce
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YouTube
音源の47秒からです
Analyze
譜面
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分析
F Bluesですが、Cキー(C7もCM7で表記)で譜面を作りました。今でこそAny Keyで分析は出来るようになりましたが、学習初期は他のKeyでは分析しようとしても、手法が予測出来ないことも多く、頻繁にC Keyへ書き直してアイデアを整理していました。コードトーンとテンションの理解が進むにつれて、次第にF Key、B♭Key、E♭Key・・・とスムーズに分析出来るKeyが増えていきました。
ビバップのお手本的ライン
A7はEm7♭5ーA7と分析することも可能です。Dm7では1拍目(強拍)に3度音。3拍目(ここも強拍)にRoot。しかも2拍目は3拍目を囲む動き(Delayed Resolveと呼ぶ)そして、3、4拍目は次の小節G7の3度音であるB音を挟み込みにいっている(ここもDelayed Reslove)CM7(本来はC7)はC Major Pentatonic+Blue Note(♭3rd)。ビバップらしい歌心が素敵!現代的なラインに比べるとラインの置き場が決まってしまいますが、出来なければいけない(皆、通ってきた)技法です。