今回は小節と拍子について学んでいきましょう。
目次
小節
ある特定のジャンルを除き、楽譜には必ず小節があります。
注意ポイント
しかし、この段階では、この1つの小節に何拍音を入れるのかは分かりません。
そこで「拍子記号」を入れていきます。この拍子記号により1小節の長さを○○音符が○個入る長さとして決めていきます。
様々な拍子
ポイント
分母の数字が「音符の種類」、分子の数字が「小節内の数」を表します。
4分の4拍子
4分音符(分母)が4つ(分子)入る長さを1小節としています。先の記事で4分音符の長さを100%として音符の長さを説明しました。4分の4拍子は、400%の長さと言えます。
音符の名称と長さを覚えましょう
音符の名前を覚えていきましょう。レッスンをしていると、「こういうのは小学校の音楽の授業以来です」という方も少なくありません。恥ずかしがらずに^^ 【基準は4分音...
4分の4拍子は下記の図のように「C」と表記されることもあります。
4分の3拍子
4分音符(分母)が3つ(分子)入る長さを1小節としています。ワルツと呼ばれるリズムです。1小節は300%の長さです。
セッションなどでよく聴くワルツの曲はコレですね!
4分の5拍子
4分音符(分母)が5つ(分子)入る長さを1小節としています。変拍子と呼ばれるリズムの1つです。1小節は500%ですね。
5拍子の有名な曲です。
4分の7拍子
4分音符(分母)が7つ(分子)入る長さを1小節としています。こちらも変拍子と呼ばれるリズムの1つです。1小節は700%ですね。ジャズでは1小節目を4拍子、2小節目を3拍子にして、トータル7拍子にすることもあります。
8分の6拍子
8分音符(分母)が6つ(分子)入る長さを1小節としています。8分音符を50%とすると300%の長さがありますね。
こんな拍子もあります
2分の2拍子
「C」に線が入っています。2分音符(200%)が2つ分。400%の長さです。
16分の17拍子
こんな不思議なリズムも表記可能です。16分音符(25%)が17個分の長さ、425%の長さです。演奏するのは大変ですね。