無料ワンポイントレッスン#151〜#160
ホームページを最初に作った時(2003年)に書いていた「全175回の無料ワンポイントレッスン」です。古い記事のため、読みやすく配慮していない文字情報ですが、リニューアルで削除せずに残すことにしました。
第151回:USTとは?
この講座も150回を越えました。
今回はUST(アッパー・ストラクチャー・トライアドについて
第144~149回までは音階から見るトライアドを説明しましたが
今回は和音からみるトライアドです。
基本的にはE/CとかA♭/Cと表記されるものですが、
和音にはトライアドの上にトライアドを積む
という方法もありますので、ここで取り上げるUSTは
EonCやA♭on CといったBass(分母側)が単音のUSTについて
ご説明していこうと思います。
まずC音の上に12のトライアドを乗せて見ましょう。
当然ながら、CというコードはC音がベースに来ているCコードなので
ConCもしくはC/Cと書くことも出来ますが
これは書く意味がほとんどありませんね。
同様にD♭/C、D/C、E♭/C・・・・と、
これらがここで言う
アッパー・ストラクチャー・トライアドという和音です。
実はギタリストというのはUSTを理解するのが非常に苦手なんです。
例えばE♭/Cは単なるCmなのですが、
パッと見てCmと理解するには少し慣れが必要です。
これがピアニストだと左手と右手が分けられているのですぐCmと書くより
E♭/Cと書く方が分かり易かったりします。
じゃぁ、ギタリストも同様に考えましょう。
1~4弦がピアニストの右手側E♭コード
5,6弦が左手側C音と考えるとフォームが見やすいと思います。
コツはコードを弾く時にいつもルートを見ているけれど
ルートを弾かないようにすることによってUSTだけではなく
色々なコードの幅が広がっていきます。
「見てるだけ~!」とベース音はベーシストに任せましょうね。
第152回:UST使用方法
USTがどんなものか理解出来ましたでしょうか?
次はそれぞれのUSTコードがどんなサウンドか
検証する必要があります。知ってるだけじゃ弾けませんからね。
まずは12のUST和音を一つずつ表にして書いてしまいましょう。
そして、ベースであるC音から見て
USTが何度の音になるかを書きましょう。
Ex>G♭/C(♭5、♭7、♭9)
するとどうでしょう?どんなコードの時にピッタリ合うか分かるはずです。
上の例題G♭/Cは〇7alt系の和音にピッタリはまりますね。
そうしたら今度は「どう使うか?」を考えましょう。
「よし、このコードはここで使ってみよう」
などと覚えるのは賢いとは思えません。
オルタード系〇7コードを弾きたい時は
♭5上のメジャートライアドが弾ける。
という独自の解釈を自分の中に作れば、
12キー全部で覚えなくても
色々なポジションで覚えなくても
トライアドさえ見ることが出来れば弾けますよ。
他のトライアドも調べてみてはいかがでしょう。
トライアドも見えないという方!
ここではトライアドの形が指板上で見れるのを前提に書いていますが
形を覚えればUST和音の大半が弾けるようになります。
全UST和音の形を覚えることに比べたら
トライアドくらい簡単に覚えられますよ。
第153回:USTの可能性
アッパー・ストラクチャー・トライアドと呼ばれるからには
メジャートライアドだけではなく、あらゆるトライアドが使用できます。
それらを一つ一つ覚えていくことをオススメします。
トライアドについては第46~48回に基本がありますので参照して下さい。
第151回にも書いたとおりon Bassという形ではなく
トライアド/トライアドというコードも存在します。
実はここからがギターでとっても面白い世界なんです。
というのはギター1本では絶対に出せないからサウンドだからです。
例えばD△/C△・・・
6弦から8F・7F・5F・7F・7F・5F
これは一体どう押えるのでしょうね?
押えられる方が居たら教えて欲しいです。
1人で出来るコードの大半は
もう既に誰かが押えたことのあるコードでしょう。
でも、1人で出来ないギターサウンドには
まだまだ未知なる面白いカラーが存在します。
それが例え、ピアニストが簡単に押えられるものであったとしても
ギターだから出来る音空間は必ずありますから積極的に使用しましょう。
そしてオクターブ上だからこそ
ブツかっても平気な♭9や♭5という音程があると思います。
また、ミラーコードと呼ばれる人工的なサウンドも
ギター1本では限りがありますが、もしギター2本で弾いてみると
そこには不思議な世界が現れます。
そのサウンドを検証する時に重要なのは
ピッチを正確にあわせること!!
この手のギターの和音の可能性については
翌年2006年に少し本を書いてみたいと思っています。
いつ出来上がるのか?またそれが出版出来るのか?
知る由もありませんが
自分が書いてみたいと思うから書いてみるだけです。
第154回:モチベーションを保つには
今回のお題は高いモチベーションをいかに持ちつづけるか?
これは私自身大きな問題でもあります。
まず、モチベーションが高くなっている時ってどんな時でしょう?
●新しい楽器を買った。
●無茶苦茶良いミュージシャンの生演奏を見た。
●レベルが同等の、話のあう人と遊んだ。
●新しい教本を買った直後
●近々ライブや発表の場がある。
こんなところでしょうか?
私に限ってのことかも知れませんが刺激を受けて「やってやるぜぃ!」
と張り切ってしまうと翌日はもう疲れてしまっているんですよね。
まずは確実に練習出来る自分のリズムを
見つけることからスタートだと思います。
10分でも20分でも毎日続けると、
段々とその時間にギターが弾きたくなってきます。
私の場合はだいたい90分で集中力が切れるので
1日に何セットやるか?は気分次第。まぁ90分フルに演奏せず
間に別の内容(フレーズ研究とか、作曲とか)を挟みますが。。。
いかにモチベーションを高くもつか?
ようは考え方というか生き方?のような気がします。
●私は良い音楽を聴けば、 それでまた練習したくなります。
心の奥にまだ知らない音楽を演奏してみたい!
という気持ちが常にありますから、
不思議な演奏を聴くと、謎解き(分析)をしてみたくなるんです。
他の方を見ていると常に高いモチベーションを持っている人は
●楽器の演奏が何より好き・・嬉しそうに楽器弾いてる人。
この方々=モチベーションが高く、基礎練習さえも意外と好きなんですよ^^
●でも一番大きな違いは目標があるのか?という部分だと思います。
目的もなく、だらだらと練習すると次第に飽きてきます。
また知っていることばかり演奏するのも結構つまらないものです。
どうせやるならもっと冒険心を持たなければ!
●あとは定期的な演奏の場(例えばセッションとか)が重要です。
セッションでは「上手だと思われたい」とか「あいつには負けたくない!」
という気持ちがどんな人でもきっと無意識下に絶対に働きますから
とても良い結果に結びつくでしょう。
そして最後に、イチローではありませんが
●自分の道具は大切にすること!
いつも弾きたくなるような状態で置いておきましょう^^
過去色々なミュージシャンと演奏してきましたが、
大抵の方は上に書いた5つの●印にあてはまります。
一見すると関係無さそうな内容もありますが、
私自身、ひとつでも欠けたら、もっとダラダラしてしまうでしょうね。
どうもやる気が出なくて・・・と言う方!
足りない部分を補えるよう気持ちを入れかえてみてはいかがでしょう?
第155回:リハモナイズ
きっと、ある程度技量を持ってから一番楽しいことって
このリハモナイズかも知れません。
新たに独自のハーモーニーを付けること!なんですが、
リハモナイズ初心者にありがちな点を幾つか挙げます
●とにかくドミナントモーションしている
やりゃ良いってものじゃない。
●機能に頼り過ぎている。
まぁ、いわゆる理論だけで考えられたコード進行。
●オンコードやアッパーストラクチャーは完全無視。
どう弾いたら良いか分からないコードだから当然使用頻度も少なくなる。
●コードを細分化するばかりで思い切った使用がない。
それはつまり音のカラー、コードに対するカラーを見ていない。
良いリハモって聴いててゾクっとするような瞬間が絶対に含まれています!
リハモナイズ後、頭は難しく考えることしか出来ないので
2,3日寝かせてから、もう一度弾いて見てください。
本当に良いリハモは、2,3日過ぎてもカッコよく感じるでしょう。
最後にリハモナイズの名手として知られる
アンディ・ラバーン(pf)の作品をご紹介致します。
まずは、そんなリハモが非常に分かり易い
ジョン・アバークロンビーとの一連のDUO作品を
このワンポイントを公開時点で購入可能なものだけご紹介します。
■名盤
■魅力的なスタンダード多
そして、ジェイミーエバーソルドのマイナスワン集にも
大胆でいて美しいアンディのオリジナル集がございます。
そしてジェイミーシリーズのVol.85にはアンディ自身のリハモによる
Stella、Green Dolphin、Softlyなどが書かれています。
残念ながら現時点でamazonにありませんでした。
CD,教材紹介ページに上記作品の詳細を記してありますので
そちらも是非ご覧下さい。
第156回:演奏と記憶方法の違い
さて、今回はジャズの膨大な内容をどのように覚えていくか!
という点について書いていこうと思いますが、最初にお礼を。
150回以降のお題の幾つかはワンポイントページにあるアンケートから
「こんな内容が知りたい」とコメント頂き書いております。
温かいコメント本当にありがとうございました。
一度アンケートを記入された方でも、また何か御座いましたら
アンケート欄からご連絡下さい。超スローペースな更新ですが、
必ずお応えします。
さて、私の記憶方法はどこかで書いたと思いますが、
とにかく早く覚えて早く忘れること!早く譜面から離れること!です。
不思議ですが、一度忘れたものを再度学ぶと
結構長い間覚えているものです。
ライブで新曲をやる時なんかも最初はまだ曖昧なのですが、
3回程演奏すると「しっかり覚えているな!」と実感出来ます。
不安だからと言って、いつまでも譜面や音階帳をみていれば
結果いつまでたってもダラダラとして覚えられないでしょう。
スケールの場合
私は音内容を先に覚えました。
イオニアンなら、R・9・3・11・5~~ってね。
音階を弾けるようになる前に、
そのスケールごとの音内容の違いを全て理解しました。
たとえばイオニアンとミクソリディアンの違いは7度が♭するかどうか!
ドリアンとエオリアンは13が♭するかどうか!
その後、12キーでの音階をひたすらノートに書きました。
書き終わった後は、分からなくなったとしても頭で考えて&耳で聴いて
忘れた部分を思い出すようにしました。
例を出すとEH-m5↓はE、F、G#・・・なんだっけ?
と分からなくなってしまったとします。
そんな時はR・♭9・3・11・5・♭13・♭7という
音内容を覚えていれば導き出す事が出来ます。
そうすると、その部分だけは忘れなくなるんですよね^^
他の箇所を忘れたら、また同じようにすれば
段々と忘れる箇所が少なくなっていきます。
曲の場合
こんな教材もきっと役にたつでしょう。
スタイルや形式ごとに分けて覚えるのは
記憶する曲が増えるほど有効な気がします。
ジャズライフ氏の井上さんの講座はもっと素晴らしいですね。
まとめて本にしていただきたい気がします
他の覚え方としてバンドやマイナスワンに合わせる前に
無伴奏でメロディとコードを交互に弾き続けます。
弾かなくても頭の中でサウンドが聴こえてくるようになるまで。
この状態できちんとテンポに乗って演奏出来れば、
メロorコードどちらを忘れても思い出すことが出来ます。
第17回:自分の居場所、参考になさってください。
と、記憶に必要なのはなるべく譜面から遠ざかることが必要なのですが、
演奏するには必用なまでにしつこく弾かなければ
身に付けることが出来ません。
だから厄介。
以前、掲示板にいらした方のお話ですが
理論の話になると凄い勢いで食いついてくるけれど、
実際の演奏となると・・・弾きたがらない・・・
という人が沢山いらっしゃるようです。
弾くのはまた別の問題ですから、まぁよくある話です(苦笑)
このワンポイントを読んで下さっている皆様方には
ここで紹介されたアイデアをご自身で
今一度、吟味して頂くことを願うばかりです。
第157回:コード移動
100回を越えてからのお題は難しい内容ばかりなので
今回はコードの移動について書いてみようと思います。
コードチェンジがスムーズに行かず悩んでいる方の多くは
ただ単に「絶対練習量が少ない」ということに起因しています。
対処法として、そのコードが出てくる曲を用意すると
意外とあっさりクリアされる方がほとんどです。
では実際に私がしているアドバイスを少しご紹介します。
LEVEL①
横の移動が大きい時は指をなるべく弦から離さずに
弦を電車のレールだと思って、その上を滑らせてみて!
すると「キュ」って音がするでしょ?
その音ってよくCDで聴くよね、みんな無駄がない動きをしてるんだよ。
LEVEL②
弦移動がある場合は
まず左手で形を作って力をいれずに動かして、その形をよく覚えて。
E7(例)という洗濯バサミがあるかのように挟み直すんだよ。
左手だけで上手くいったら、実際に力をいれてみよう。
これは文章だけで説明するのは難しいなぁ。
という感じだ。
これが上級になるとどうなるか?
やることは同じなのだが、見ている場所が違う。
上級者はテンポがゆっくりであれば確実に音が出せるのだ。
あとはどのポイントから押えていくか?とか
何を見ているか?という問題。
例えばストレッチ・ポジションのCm7で。
6弦から8-×-8-7-4-×というコードに行きたい時。
薬指(6弦8f)が先に移動しなければ、スムーズに移動出来ない。
そして見ている場所は薬指と人差し指(2弦4f)の音間だったりする。
もし、このコードにベースがなく
×-×-8-7-4-8というCm7だったら。
やはりポイントは薬指(4弦8f)が先に到着すること。
そして薬指と小指(1弦8f)の音間を見ている。
何故、私がこのように見るようになったのか?
その過程は全く意識していないのだが。
もし理由があるとすれば、
①ギターパートにはトップノートを書かれることが多く
他の声部は自由に選べることが多いから。
②一人で弾く際にはトップとベースが一番重要だから。
③トップノートが何度の音か常に意識しているから。
またそれを指板上で覚えたから。
であろう。
コードの移動のコツでした。
第158回:フレーズ収集家
変なタイトルですがこれは私のアダ名である(大嘘)
フレーズって本当に面白いですよね(映画ではないフレーズだ!)
どの方のフレーズもその多くは
ビバップのフレーズへ行き着くような気がします。
その人がどうやってフレーズを自分のオリジナルに仕上げたか?
そのあたりを学ぶと自分らしさというのが出来上がってきます。
音を減らすのか増やすのか?
どの音を減らすのか?
どの音を増やすのか?
どんな音程を入れるのか?
リズムを動かすのか?
どこに行き着きたいのか?
などなど、たった1小節の基になるフレーズも
それぞれの好みを知ると自分は何が好きで、
どこに自分らしさを出したいのかが出てきますし、
インタープレイが上手になります。
時にはわざと○○風にしたり△△風にしたり、
と遊ぶことはとても勉強になります。
誰々風な演奏をすることは大切ではありません。
重要なのは、どう仕上げたか?
そのアイデアを知ること。
やり方次第で更にそのアイデアを発展させる事が出来ます。
例えばアダム・ロジャースのプレイには
メセニーの影響とその奥のビバップ
そしてクラシックからの影響が聴き取れますが、
実際は別物、アダム自身の音楽です。
1,2作目のリーダーアルバムでは
アダムがどのように発展させたか?が非常に分かり易い。
どのミュージシャンも必ずこの時期があります。
そして、既にアダムの好みというのが出ていますので
数年もすれば手が付けられない(今でもそうですが)
強烈な個性が出るのでは?と思っています。
ポイントは誰かの真似は絶対にしていない点!
必ず一味、自分らしさをいれているところにあります。
アダム・ロジャースのリーダー作
分析とは面白いですね。
長くなるので続きは次回へ。
第159回:ピーターバーンスタイン
私もかなり好きなギタリスト・ピーターで
アイデアがどう発展されるかを検証してみましょう。
私が最初に聴いたのはJIM HALLのCDでした。
この頃の演奏は歌心一杯で今聴けば、
ピーターっぽさという部分は少ないけれど、
コレコレ!というピーターらしさが確実に入っているんですよ!
当時はグラント・グリーンからの流れと謳われいて、
実際そうなのかも知れないけれど、見え隠れするフレーズには
Augment的音遣いがあったり、無機質な4度音程があったり。
重いノリもその頃からですが、
今と変わらない「ピーターのコダワリ=らしさ」がある。
当時のインタビューで「あなたはテクニックをひけらかさない」
というような記者のコメントに対して
「フレーズには常に歌心をいれたい」と答えていましたが、
今ではこれでもか!と迫ってくるところがあります。
きっと当時はまだまだ模索中だったのでしょう。
録音で紹介すると第2作目(signs of life)までは割と模索している感じで、
和声も結構普通、オクターブ奏法で盛り上がったりと
ウェス的な部分も見れました。
そして第4作目では完全に語法を確立したように聴こえます。
今では何を弾いてもピーターになりますね。
クロマチックとAugment音階の絶妙な歌心!
そこにトッピングされる4,5度音程の使用方法!
大きなインターバルを使用したライン
そして、それらが入ってくる絶妙なタイミングとスピード感、
バックでは4度堆積を基として心地よい刻み。
私もそんな強力な個性をなんとか持ちたいものです。
その為にも、色々と分析をして、
人真似にならない自分というものを持とうと
常に思っていることが大切に思います。
最後にピーターのDVDをご紹介。
これはサウンドも良いし、映像も綺麗。
アングルがバッチリなので両手がよく見えて良いですよ!
第160回:一歩上へ行くために
ギター歴1年の上級者とギター歴20年の初心者
こんなお二方。実際には結構います。
(勿論プロ・レベルの話ではありません)
ギター上達という道には様々な壁があると思います。
レッスンをしていると誰もがぶつかる大きな壁を
どのようにクリアさせてあげられるか?
という点がとても重要になってきました。
その壁とは「指板上の音」をどれだけ理解しているか?
(Fコードなんて壁のうちに入りません。みんな出来ますよ!)
例えば、ロック&ブルースからジャズへ転向した人でも
読譜のトレーニングをやった人とやらなかった人では
理解する早さが大きく違ってきます。
この「音を見る」ために指板上にシールを貼ってきた方もいました。
子供のピアニカのようにドとかレとか書いてあるんです。
笑い話ではなく、それぐらいやる必要はあると思います。
考えてみれば、音が分からなくても弾けるというのは
楽器の中では珍しい方なのではないでしょうか?
この音を見るという奏法(と言うほど特殊ではない)
が出来た人は更なるSTEPへ進めるのですが、
ここで十分だと思ってしまう方が多いのも事実。
それは何故か?
大半の人は知っているんです。
音が分かって弾ければもっと面白いことを。
音が分かって弾ければもっと色んなことが出来ることを。
そして・・・・・
音を分かって弾けるようになるには、
大変な練習を積まないといけないということを。
TAB譜から離れて一歩上へ行くか、
このままコピーを続けるか。
「プロになりたいから」とか「趣味だから」とか
それだけでは判断できません。
こればっかりは、その人が音楽とどう付き合っていきたいか?
だと思います。
辛く大変な練習も含めて楽しめる人は、
一歩上に上がることが出来ます。
これがギター歴1年の上級者とギター歴20年の初心者の
決定的な違いでもあります。