目次
歌心が大切
ポイント
メセニーの演奏にはいつもメロディックな歌がありますよね!ジャズの学習をしていくと、コード進行を追うことに必死になってしまい、段々と歌心が無くなっていき、演奏が小難しくなりがちです。そんな時に、「St.Thomas」 や「Cantaloupe Island」のような自由度が高い楽曲に対して、「何をしたらいいのか分からない」・・・と、難しく感じる時期があります。
大きく捉えて弾く
メロディックに弾くことは、音楽として、きちんと考えている人にとっては「なんでこんなのが出来ないの?」と思えるぐらい簡単な事です。逆にジャズを学習的に捉えている人にとっては、歌心を優先させる事はとても難しい技術です。コード進行を大きく捉え、自分が難しく考えずに演奏することが出来るか確認してみましょう。
Jim Hall
ジムの演奏は本当に美しいですね。
Paul Desmond
テーマのメロディーよりも美しいことが多々ありますね!
George Benson
ブルージーな歌もいいですよね!ペンタトニックを忘れてしまっていませんか?
Joe Pass
複音も良いですね!
弾けるようになってからが本当に頭を使うところ
「オルタード?」「コードトーン?」「アッパーストラクチャートライアド?」それらがどこで使えるかを知ることは、音楽を考えているうちに入りません。音学ですね。ある程度の経験者であれば、時間を割けば音の可能性は必ず見えてきます。でも、そこで終わってしまう方がほとんどなのです。
ポイント
本当に頭を使わなければならないのはそこからではないですか?
弾けるようになってから、「どう弾いたら音楽として流れるのか?、面白く聴こえるか?」を考えます。どんな音の流れ?どんな音の上?どんなタッチ?どんなリズム?今まで自分が聴いたことがないような音になったらサイコーですね!