Today's mini lesson
今回のミニレッスンは「作曲」について!ある程度のレベルになった生徒さんにはよく「曲作りをしましょう」とお話します。得られるものが本当に多いんですよー。
なんの為に作曲をするのか?
「作曲しましょう」って、生徒さんに伝えると、「え?」という顔をされる生徒さんが多いです。
確かにジャズはやることが一杯ありますからね、誰に聴かせるわけでもない作曲は時間もかかりますし、それが何になるの?って思いますよね。曲作りは自分自身のために行います。別に32小節ひとまとまりの楽曲じゃなくても構いません。短い楽曲、エチュード、更にはイントロやエンディングでもOKです。
ポイント
大切なことは、現時点の自分の最高峰の音楽を生み出す!ということ。
作曲の思い出・・・
私自身が最初に作曲したのは16歳の時でした。友達のために、覚えたての理論で曲を作ったのが最初でした。めっちゃくちゃ時間がかかったのに2分ぐらいしかない短い曲でした。
そして、今から20年以上前、まだ学生だったので1995年頃だと思います。東京の御茶ノ水NARUへ「中牟礼さんのライブ」を初めて聴きに行きました。セットの合間にワイン片手に話しかけてくれて、色んなことを教えて頂きました。その1つが「作曲をしなさい」って事でした。
美的感覚を磨く
1つ面白いコードが見つかったら、それを使えるようにコードメロディを作っていました。それがエチュードだったり、曲まで発展することもありました。前後関係は良いか?とか全体のバランスはどうか?とか、もし曲にまでになったら、どう展開していくか?、ここはベースがこんなで、ドラムがこんなでとか、ソロだけじゃなく音楽全般に意識が行くようになります。時間はかかるけれど、こういう事を考える時間って大切だと思います。
Love Dance
最近、普通に弾くようになったこのコード。
このコードがマイナー7thコードの5度から使えると覚えた時にこんな曲を作りました。伴奏部分だけのご紹介です。真夏に作ったラブソング。