今回はSteve Cardenasの1999年のアルバム「Shebang」から1曲目の「Across The Way」の採譜です。派手さはないけれど、センスの良い音遣いとタッチ、ナチュラルなトーンとメロディ感がとっても心地良いアルバムです。
目次
Analysis
15、16小節目
ポイント
どことなく「Pat Metheny」を感じる歌心。でも、メセニーとは少し違うタッチ。こういう田舎の風景を感じさせるメロディ、私は結構好きです。カーディナスの演奏には、随所にこういった歌が入ってきて心地良いです。
33〜40小節目
ポイント
間の取り方、表現力にとってもセンスを感じます。この独特のタッチがなんとも好きです。盤をお持ちの方は是非聴いてみてくださいね。(apple musicでも聴けます)
56小節目
ポイント
Bm7の9thへと解決されるライン。採譜した当時は「こんな繋ぎ方もあるんだ!」と思ったライン。
65〜68小節目
2小節目のターゲットA♭音への持っていき方(アウトサイド感)が良いですね!メセニーにも同じアウトサイド感を感じますが、きっと皆で影響しあって音楽を創作してきたのでしょうね!いつの時代のアーティストも、同世代の仲間から影響をし合っている箇所が聴き取れます。