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Like Minds
今回は私がまだ学生時代に採譜したもの。これが発売された当時は「すべてワンテイクで録った」と言われていて(事実そうなのかも)そのクオリティの高さに驚いた作品です。メンバー1人1人がリーダーをはれる個性が集まってます。ハービー・ハンコックのVSOPとかNew Standars Bandみたい。当時、私はメセニーは食わず嫌いならぬ、聴かず嫌いだったのですが、ここからどっぷり浸かってしまったのでした。
Analysis
ピックアップ
ポイント
冒頭から流れるようにラインが繋がれています。各コードを丁寧に繋ぎながらも、歌心がとっても良いですよね。
25、26小節
ポイント
全体的に半音階の繋ぎ方が大胆ですね。A♭m7ではAメジャーへ行ったかのようなサウンド。このあとE♭M7へと戻していくのですが、A7からA♭m7-D♭7なのか、B7sus4からEM7と捉えても解釈出来そうな。。。。でも、きっちりと戻しています。
44、45小節
ポイント
メセニーには流麗なライン、半音階の多いウネウネライン。そして、こういった歌心が凄いんですよねー。何気無いのですが、美しい!
59小節
ポイント
半音上のEからサイドスリップさせてE♭へ。細かいところがとても上手い。
Pat Metheny
近年のアーティストは少なからずメセニーの影響は受けていると思います。
大好きな作品は一杯あるけれど、この曲はメセニーを聴いて好きになった曲。