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Lage Lund
今回はLage Lundの「Standards」から「Here’s That Rainy Day」のTranscriptionです。
Analysis
カッコいいな!と感じた箇所を少し挙げてみます。
21〜22小節目
IIマイナー7th上で9thへアプローチしています。これは私はチャーリー・パーカーのラインを勉強していた時だったか、随分昔に学んで自身の演奏に取り入れました。コンテンポラリーアーティストのプレイを分析していると感じるのは、
ポイント
ビバップの良いところを適度に残している。
という点。だからコンテンポラリーな中にも常にジャズの伝統を感じます。
24〜27小節目
歌心がとっても良い。ラインの研究も良いですが、こういったメロディックな要素を私は結構大切にしています。
ポイント
ポイントはズバリ!歌が小節の前から始まっているということ
50〜51小節目
A7〜D7と同じモチーフでアイデアを継続させています。
ポイント
51小節目のラインはなんてことない半音階の絡んだラインですが、
5音ずつのグループになっていて、とてもカッコいい!
61〜62小節目
相当弾き込んでいるな!というのが分かったラインです。
ポイント
B♭dimはF#のHarmonic minor perfect 5th below scaleと考えると良いと思います。
おすすめ
細かい点まで見ていくと面白い箇所がいっぱい見つかります。Lage Lundは凄いですね!