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鈴木ポンちゃん康允 / How Insensitive


ポイント

今日は私の師匠、鈴木康允さんの「How Insensitive」の採譜です。ジョビンの名曲を歌い上げる師匠の演奏は、譜面だけではなく実際の音を是非聴いてほしいです。音選び、リズム、タッチ、世界観、どれも極上ですよ。PDF4ページ。最後にYouTube動画を貼り付けておきます。


この音源はサンプルです

 

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目次

Analysis

7、8小節目

ポイント

習い始めた頃、インターバルを使うことの大切さを学びました。スケールを軸にし過ぎていると2度のインターバルが多く、ビバップラインが弾けるようになると3度のインターバルが多くなっていましたが、師匠の歌には様々なインターバルが自然に溶け込んでいます。

12、13小節目

ポイント

度々出てくる上昇スケールライン。「ボクはね、フリジアンで見てるんだ」って教わりました。ダイアトニックだけで捉えている箇所は「A Phrygian」で見ているようです。フレーズによって、リズムが前にいったり、後ろにいったり・・・凄いコントロールなのです。

22小節目

ポイント

こういった音を飲むようなレガートラインが絶妙でカッコいいのです。習いたての頃は、師匠のスタイルを継承しようとしていたので、よく真似をしました(笑)でもね、継承するのは「ラインの上っ面だけを捉えることではない!」と途中で方向性を変えました。23、24小節目も「A phrygian」を演奏されています。

35〜38小節目

ポイント

2nd chorus、このテンションから入ってくるセンス!音の選び方はすごく勉強させていただきました。後半にはやはりレガートで音を飲んでいますね。

56〜59小節目

ポイント

音の繋ぎ方がとってもスムーズです。習っている頃、師匠の「Giant Steps」を聴いたことがありますが、「歌えないよね〜これは」と仰るのですが、あんなGiant Stepsは聴いたことがありません。あまりのスムーズな歌にビックリしました。しっかりポンちゃん節になっていたんです。


Chord

ポイント

52小節目に出てくる下記のコード。Lage Lundもよく使うコードですね。師匠も指がよく開く方だったので、平気で押さえていました。コードによっては5弦の10FのG音を入れる場合もあります。

鈴木"ポンちゃん”康允


記事を書いていると師事してしていた頃を思い出します。

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