カテゴリー別アーカイブ: ■理論講座

●Modal Substitution

ここ数ヶ月、ずっと意識しているModal Substitution
モーダル・インターチェンジというのかな?
少しずつ自分の演奏が変わってきているのを実感します。
最近やっているのはずっと、m7(b5)やm6。
そこに重きを置くと本当にカッコいいのです。

例えばAmがあった時にそのままAmで色々考えるのもありですが、
軸を色々な所へ持っていきます。

●Dm6(Bm7b5)
●F#m7(b5)
●CM7(#5)
●E7sus4(9)
●Gsus4(9)
●FM7(#11)

すべてAmが軸の時に見ているものです。

そこからどう弾くか?は自分次第。
ブルースで考えると違いは歴然であります!

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この頃、教室内ではJesseが好きという方が増えています。

Harmonic Major Scale

こんにちは、
Mistletoe Music School ヤマダです。

Harmonic Major Scale を今日は取り上げてみたいと思います。
レッスンではたまに説明していましたが、このサウンドを好きな方が増えてきたのか。
最近、何故か説明する機会が増えてきました。

スケール的には一般的に知られているハーモニックマイナーのメジャー版と言いますか、
R 3 5 7のコードトーンに9 11 b13というテンションが乗る訳です。

私の頭の中は20代前半の頃から、トライアドで構成されていますので、
今回は「M7に全音上のディミニッシュトライアド」を乗せたイメージとなります。

●R b3 5 b7(マイナーコード) に乗せたら、エオリアン。
●R b3 5 7(マイナーM7コード)に乗せたら、ハーモニックマイナー。
●R 3 5 b7(7thコード) に乗せたら、Mixo b6。つまりは4度上のメロディックマイナー。
●R b3 b5 b7(マイナー7thb5)に乗せたら、ロクリアン・ナチュラル9th。
つまりは短3度上のメロディックマイナー。
●では、メジャーは?  というので、出てきます。


harmonicmajor

これを最初に音として知ったのは、キースジャレットのスタンダーズ。
イントロやエンディングを一人で弾いている時のサウンドを分析していた時です。
(キースのそういった箇所が一番好きなんです。どう展開するかわくわくします)

何の曲だったか忘れましたが、
トニックペダル上で、サブドミナントマイナーが聞こえるんです。
そう覚えてからは、トニックとサブドミナントの繰り返しとして
イントロやエンディングで使っていました。

harmonicmajor2
こんな感じのコードパターン上で弾くと楽しいですよね。
実はコレ、Child is born の進行です。
harmonicmajor3

散々、遊んだ後はこのスケールのダイアトニックを調べてみましょう。
メジャー7thなのに#9を含むスケールなど、結構楽しいですよ。
何度も書いてますが、ただスケールを導き出すことは簡単です。
順番に書いてみれば、誰にでも出来ます。
大切なのは、それらを「どのように使うか?」という事を考えることです。
ハーモニーの雰囲気や特徴を掴むことです。

そしてこのハーモニックメジャースケールの1音を変化させたりすると、
また面白い和声の世界へと足を踏み入れる事が出来ます。
音楽研究は終わりがありませんね。そんな話はまたいずれ・・・。

楽しんで下さい!

派生するコード(シンメトリカル オーギュメント)

こんにちは
Mistletoe Music School ヤマダです。

先日のコード崩しの記事の最後にこのように書きました。

「複雑なスケールは正直よく分かりませんが、
そこから派生するコード達が大好きなのです。
お楽しみ下さいね!!」

「それって、つまりどういう事ですか?」・・・という質問をレッスンで頂きました。
という事で、今回の記事は「スケールから派生するコード」にしました。

頻繁に使用する音階はおいておきまして、シンメトリカル・オーギュメントにしました。
この音階はオーギュメントコードに半音下のオーギュメントコードが合わさった音階です。
短3度と半音が繰り返される音階で、様々なラインが作られる訳ですが、
その時に、私はスケールとして捉えているのではなくて、

「それらの音を使用してコードを作り、そのサウンドを表現するためにラインを作る」ということです。

◆1)シンメトリカル・オーギュメントスケールは各ノートから全てオーギュメントコードが付けられます。
◆2)シンメトリカル・オーギュメントスケールは3つのメジャートライアド、マイナートライアドが派生されます。
◆3)シンメトリカル・スケールから派生する4声コードです。
メジャー7th、マイナーメジャー7th、メジャー7thオーギュメント、マイナーメジャー7thオーギュメントなど。
◆4)スケールから派生するその他のコード達。

C Symmetrical Augment

コレ自体は、実はとっても簡単に出来ます。
時間さえかければ、可能性を導き出せます。
勿論オクターブの配置を変えたりすると、それなりに時間はかかりますが、
それでもギターで演奏する場合は、指の構造上、必ず限りはあると思いますし、
(開放弦の使用は除く)
実際は3音をオープンにした状態で(5弦、3弦、2弦)弾くと個人的にはかなりツボです。

●記憶する時は、軸とするオーギュメントコードトーンを仮にaとして、
その半音下のオーギュメントコードトーンを仮にbとした場合。
a (のコードトーン3音)から始まるメジャー、マイナートライアドと。
メジャー7th、マイナーメジャー7th、
メジャー7thオーギュメント、マイナーメジャー7thオーギュメントと覚えています。
●bから始まるコードはaで出来たコードの転回形になります。

●問題は、これをいかにして使っていくか?ということです。
ただ、スケールの6音をランダムに組み合わせ弾くだけでは、
私は面白みを感じないので使用するために色々考えるのですが、
この時にと~~~っても頭を使います。

2C Symmetrical Augment

上記、シンメトリカルなスケールなので、構成は下記のように、
CM7でもEM7でもAbM7でも度数は同じになります。
同様に他のコードもそうです。
CM7=EM7=AbM7
Dbm7=Fm7=Am7
Dm7b5=F#m7b5=Bbm7b5
Eb7=G7=B7

1)どのコードを想定して、
2)その上でどのヴォイシングを弾くか?
3)そして、そのコードを表現する為にどのように演奏するか?

これらのアプローチを凄い事を弾いているように思われないように弾くことに
私はミュージシャンとしての命をかけています(笑)
「サラッと聴こえたけど、採譜して分析してみたら、こんな凄い事やってる!!」と言われたい。(笑)
音楽はとっても楽しいですね。